高額判例を学ぶ

 

 

 

我が国で物損の最も高額判例は、1994年7月19日の神戸地裁判決で、認容額は2億6153万円です。これは毛皮、着物、洋服等の積荷が主な損害で、商品として搬送中に事故にあったものです。この事故はトラック同士の追突事故で、追突されたトラックが反動で中央分離帯を超え、対向車線に飛び出し横転、炎上したものです。偶然高額な商品が積んであったことが原因ですが、トラックによっては精密機械等、かなりの高額な物を運搬していることがあります。次に高額な判決は1996年7月17日の東京地裁判決で認容額は1億3580万です。この事故はパチンコ店舗に車が突っ込んだもので、店舗の修理費や修理中の営業損害が賠償項目になります。パチンコ店であるため、高額な装飾等で大掛かりな修理が必要となり、パチンコ店の売上も高額であることからこのような大きな金額が認容されました。次に高額な判決は1980年7月18日の福岡地裁判決で認容額は1億2037万円です。この事故は踏切での電車とトラックの事故で、電車の修理費用、線路の復旧費用、復旧に必要な人件費、営業損害等が賠償内容とされ、高額な判決になりました。電車の場合は高額な事故が発生しがちです。

 

 

 

 

 

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