債権強化策:担保をとっておく

 

さしゃに金銭の貸与を実行する際には慎重になる必要があります。
貸与契約が成立していても、その契約通りに返済がなされない場合があるからです。

 

もちろん、そのような場合には、しかるべき処置をとることになるのですが、そのような処置をとったとしても、相手に返済能力が残っていなかったり、返済契約を反故にして夜逃げしていたりすると、満額の回収はほぼ困難になってしまいます。

 

ですから、そのようなことがないように、相手方の返済能力をしっかりと審査する必要があるのです。当然、その審査の時点で、難ありの場合には、貸与契約を結ぶに至らないのですが、もし返済能力が認定されたとしても、そのまま貸与契約を結ぶのではなく、担保を確保しておくのが良いでしょう。

 

担保は、その契約通りの返済が履行されなかった場合に、担保として扱っているものの所有権を差し押さえることが可能になるものです。

 

当然、契約の担保になるものですから、契約金額に見合うようなものが必要になってきます。契約金額の50〜80%程度の金額の価値が見込めるようなものが担保の対象になってきます。万が一、返済が履行されなかった時には、ある程度の警告を与えたうえで、その資産の差し押さえを執行することが可能です。